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モダンタイムス
講談社文庫「モダンタイムス」(上)(下)(伊坂幸太郎著)を読み終えた。「魔王」とのつながりは、こういう事だったのか、とようやくわかり、ある意味すっきりとした。
おもしろさは健在ではあるが、さすがに拷問シーンはちょっと苦しかった。「国家」をテーマにしつつも、立ち向かう姿勢が正反対の「ゴールデンスランバー」と対の作品であると、作者本人も認めているが、結末は相手が相手だけに仕方がないか、という感じもある。「小さな事の為にはたらく」という事が、原点であり、終着点であるのかもしれない。
ただ、これ...
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2011/11/23 11:03 |
アントキノイノチ
「アントキノイノチ」(さだまさし著)を読む。さだまさしと言えば、われわれの世代には、歌手としての印象があまりにも強すぎて、小説と言われても、どうにも読もうという気になれなかった。それが、このブログの9/11の「Fantasy Seller」の中でも触れた短編集「Story Seller 3」の中に、さだ氏の作品「片恋」が入っており、これが結構読みやすく、かつなかなかおもしろかったので、まさにへーって感じだった。
そんな事もあり、もうすぐ公開される映画の原作でもある「アントキノイノチ」を迷っ...
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2011/10/10 02:40 |
柳井正の希望を持とう
「柳井正の希望を持とう」(柳井正著)を読んだ。柳井氏はご存じのユニクロのファーストリテイリングの会長兼社長である。前に、NHK教育テレビ「知る楽」のテキストの冊子「仕事学のすすめ」で「わがドラッガー流経営論」を読み、ユニクロが現在のように成長してきた理由が、いくらかわかった。
その後、ドラッガーにも興味を持ったのだが、失敗をしても前向きに進む柳井氏にも関心を寄せるようになった。「一流たちの修行時代」(野地秩嘉著)の中でも柳井氏の「修行時代」の話も読んではいたのだが、また本屋で見ての衝動買...
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2011/10/02 23:09 |
空気は読まない
空気は読まない(鎌田實著)を読んだ。KYって言葉にとらわれている社会、日本、みんなへのメッセージである。
「空気って何だろう」から始まり、流されない、負けない、かきまわせ、染まってみる、変える・・・と続く。
ただ、一般論で話を進めていくでなく、鎌田氏が実際に出会った、本当に個性的な多くの人達とのエピソードがあってのメッセージなので、それぞれの話が生きてくる。
空気を読む、理解する事は、意味がある事なのだが、それにとらわれて行動する、あるいは行動できない事に問題がある。だから、あえて「空気は...
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2011/09/26 18:39 |
40歳の教科書 NEXT
ドラゴン桜公式副読本「16歳の教科書」番外編「40歳の教科書 NEXT」(自分の人生を見つめ直す)を読んだ。
このブログでも2年前に「16歳の教科書2」を紹介したが、もともと16歳の子供達に、紹介する為に買った「16歳の教科書」のシリーズの4冊目である。この2年間のブログ休止中に、3冊目「40歳の教科書」を読んだのだが、そこでは、親として子どものためにできること、についての話であった。すなわち、高校生を子どもに持つちょうど40歳代の保護者向けの本であったわけだ。
それでは、今回の「40...
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2011/09/17 16:51 |
Fantasy Seller
短編がおもしろい。新潮社の「Story Seller」の番外編は、「Fantasy Seller」(新潮社ファンタジーセラー編集部編)は、大人のためのファンタジー。「Story Seller」(1〜3)に続き、読み終えた。
もともと、。「Story Seller」の1冊目に、伊坂幸太郎が入っていたので買ったのだが、他の有川浩、近藤史恵、米沢穂信等々の作品も、コンパクトにまとまった秀作で、おもしろかった。まさに、売り文句の「読み応えは長編並、読みやすさ短編並」である。
さて、今回も、まさ...
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2011/09/11 20:05 |
「捨てる力」がストレスに勝つ
「捨てる力」がストレスに勝つ(斉藤茂太著)を読んだ。斉藤先生の本は、読みやすく、なるほどと思う事が多いので、本屋で立ち読みをして、時々買ってしまう。
2年間のブログのブランクの間にも、このタイトルと似た本「『あきらめる』力が次のチャンスを生む」を読んだ。人生を前向きに生きる為に、「あきらめ」そして「捨てる」事が大切になるのだ。ところが、これがなかなか難しい。人には、みなそれぞれこだわりがある。こだわりは、時には大切であるが、要らぬこだわりは、捨てるに限る。それがある故、ストレスがたまるのだ...
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2011/09/06 20:07 |
感涙!ナニワ野球伝説
なんばパークスの2階通路を通ると、ホームベースとピッチャーズプレートがある事に、どれだけの人が気づくだろうか?ここには、かつて「南海ホークス」のホームグランド「大阪球場」があった。子供の頃、「西鉄が太平洋クラブ→クラウンライター→西武」に、「東映が日拓ホーム→日本ハム」に変わろうとも、南海、阪急、近鉄がなくなるなんて事は思わなかった。
「感涙!ナニワ野球伝説」(大阪日刊スポーツ編著)は、その「南海ホークス」「阪急ブレーブス」「近鉄バファローズ」そして「阪神タイガース」という昭和の在阪4球団...
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2011/09/04 23:01 |
司馬遼太郎 リーダーの条件
積読になっていた本から、「司馬遼太郎 リーダーの条件」(半藤一利 磯田道史 鴨下信一 他)を取り出し、続きの後半を読んだ。司馬作品の中で取り上げられた幕末から明治にかけての日本のリーダーについて座談会で語られた話の記述である。
それぞれの人が、司馬作品をどのように読んだかがわかっておもしろい。もちろん、司馬遼太郎はこのように書いているが、別の見方もあるという話も出てくる。「竜馬がゆく」の坂本竜馬、「世に棲む日々の吉田松陰、高杉晋作、「花神」の大村益次郎、「翔ぶが如く」の西郷隆盛、「坂の上の雲...
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2011/08/26 21:56 |
日本人の誇り
2年間もこのブログをほったらかしにしていたので、今更なのだが、ぼちぼちまた書き込んでみる。
と言いながら、いつまで続くかわからないが・・・
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2011/08/20 13:48 |
犬のしっぽを撫でながら
「犬のしっぽを撫でながら」(小川洋子著)を読んだ。小川さんの本は、数年前に「博士の愛した数式」を読んで以来だ。これは、日常の事を綴ったエッセイであるが、「数学」の事や、「作家」としての事、アンネフランクをめぐる旅の話、家族のこと、犬や野球に関わる日常の話などいくつかのテーマにまとめられている。
「博士の愛した数式」に関連して、数学に関する取材をし、以来「数学」や「数学者」に対してたいへん興味関心を持っておられる小川さんだが、昨日述べたように刺激を受け「数学」を学ぶ者が増える事だけでなく、生活の...
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2009/08/16 12:19 |
天才の栄光と挫折
「天才の栄光と挫折 数学者列伝」(藤原正彦著)を読んだのは、合宿に行く前なので7月末になる。ニュートン、関孝和、ガロワ、ハミルトン、コワレフスカヤ、ラマヌジャン、チューリング、ワイル、ワイルズという天才達の人生を、藤原正彦氏がたどる。彼らの活きた痕跡を藤原氏が実際にその場所に行って、確認する事により、それぞれの話に重みが生まれる。それは同じ数学者である氏が、神様のように思ってきた彼らが、天才であるが故に余計に孤独、挫折、失意にみまわれるという経験をしており、我々と同じような人間くさい人間であった...
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2009/08/16 02:16 |
陽気なギャングの日常と襲撃
「陽気なギャングの日常と襲撃」(伊坂幸太郎著)も最近読み終えた。タイトルからわかるように「陽気なギャングが地球を回す」の続編である。とはいえ、もとから続編を書こうとしたものではなく、4つの短編を再構成して、そこに新しい事件を加え、新たに1つの長編として書き下ろされたものである。
登場人物のキャラクターがはっきりし、いろんなところに登場してくるという伊坂ワールドであり、今回は個性豊かな4人のギャングをの日常をそれぞれに綴った4つの短編として最初は著された。確かに短編は短編の良さもあるが、それらが...
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2009/07/28 20:09 |
16歳の教科書2
ドラゴン桜公式副読本−16歳の教科書2(「勉強」と「仕事」はどこでつながるのか)を読む。例によって、読んだのは1週間以上前。2年前に出た16歳の教科書(なぜ学び、なにを学ぶのか)の続編である。前作が、ドラゴン桜とのつながりも意識した構成で、「国語」「数学」「英語」等の時間として、各先生による特別講義(授業)という形を取っていたのに対して、今回は「仕事」とのつながりを意識した構成になっている。
それだけに、今回の講師陣は、各界で第1線で活躍するプロであり、ユニークだ。ある意味、高校生にとっても、...
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2009/07/28 19:44 |
1分で大切なことを伝える技術
「1分で大切なことを伝える技術」(斎藤孝著)を読んだ。これまた6月に読み終わっていた1冊である。
「話す」という事は本当に難しい。そのノウハウが書かれた本を何冊か読んでいるが、なかなか上達しない。その時は、読んでなるほどと思うのだが、読み終わってしばらくすると、実は残っていなかったりする。これまた2週間が過ぎ、内容を思い出そうとブログに書き込んでいる。
斉藤氏は、「1分で話す」というのは、技術であり、トレーニングにより上達するという。その方法について書かれているのだが、第2章「川のフォーマッ...
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2009/07/12 19:33 |
カリスマ教師の心づくり塾
「カリスマ教師の心づくり塾」(原田隆史著)を読んだ。とはいえ、実際には3週間程前になるが、ブログの更新ができずに6月が終わってしまった。土日が試合、授業、講習等で休みのない日が1ヶ月。本自体は電車の行き帰りで読む事はできるが、パソコンの前に座ってブログの更新まではできなかった。
さて、原田氏の教師塾の事は、以前テレビで取り上げられていたので知っていたが、さすがに中学教師であった事、生指畑の体育教師であったこと、そこに集う教師達の賢明さ等から、興味を持ったものの、ちょっと引き気味の印象であった。...
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2009/07/05 02:02 |
この国のけじめ
「決定版 この国のけじめ」(藤原正彦著)を読んだ。藤原氏を初めて知ったのは、もう30年以上前になる。高校生の頃、今も続く朝日放送ラジオ「おはようパーソナリティー道上洋三です」に、ゲストで来て話をされていたのを偶然聴いたのだ。ちょうど「若き数学者のアメリカ」で、日本エッセイスト・クラブ賞を受賞した直後の事である。ちょうど数学科をめざしていた時期であり、大学入学後にその受賞作を読み、改めてそのおもしろさを知ったという事があった。
それから20数年を経て、突然ブームがやってきた。2005年「博士の愛...
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2009/05/23 07:19 |
ナンバ走り
「ナンバ走り 古武術の動きを実践する」(矢野龍彦 金田伸夫 織田淳太郎共著)を読んだ。以前、NHK教育テレビで、バスケットボール部が古武術の動きを取り入れ練習している様子を見た事があった。古武術といえば、甲野善紀氏が、一時期当時巨人の桑田真澄投手を指導し、復活をした事が知られているが、その後本屋でこの本を何回か見かけたものの、買う気になるまでには至らなかった。
ところが、長く運動をしていなかったら、最近ちょっと走っただけで足を肉離れを起こしたり、すぐ痛めてしまう事もあって、このまま剣道でもしよ...
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2009/05/05 01:54 |
時そばの客は理系だった
「時そばの客は理系だった 落語で学ぶ数学」(柳谷晃著)を読んだ。買ったのは2年前、チラッと見ておもしろそうと思ったのだが、読みかけのまましばらくそのままになっていた。時々、話一つずつくらい読むものの一気に読んでしまうほど入り込めなかったのが、正直なところ。
一つは、落語の話と数学のネタの結びつきが、なるほどの部分もあれば、ちょっと強引すぎる、唐突すぎるところが理由。もう一つは、落語の話そのものが、江戸落語であり、上方落語ではないという事だ。そもそもタイトルの「時そば」自体が、上方では「時うどん...
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2009/05/03 12:22 |
「分かりやすい教え方」の技術
「『分かりやすい教え方』の技術 『教え上手』になるための13のポイント」(藤沢晃治著)を読んだ。タイトル通りに技術の本だといえる。ただし13のポイントのなかで、8つは「技術」であり、5つは「心構え」としてあり、その土台となる「心構え」が大切としている。
「分かりやすい」シリーズ4つの1つという事で、なるほど中身は分かりやすい。ただし、「教育」とはちょと違うな、という感想である。それについての部分は、この本の中でも「技術8 『与える』よりも『引き出せ』」に出てくる。生徒の「自分で考える力」を養う...
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2009/04/04 06:33 |